米国住宅市場に、大型投資家の注目を集める動きが出ています。🏠
バークシャー・ハサウェイが、米住宅大手Lennar(レナー)の株式を買い増し、保有比率が10%を超えました。

📊 ニュースの要点

9月21日付の米証券当局への届出を基にした報道によると、バークシャーは9月17日から21日にかけてLennar株を追加取得。購入額は約2億1,240万ドルで、クラスA株の保有は約2,130万株から約2,370万株へ増えました。クラスB株も約46万2,000株から約52万8,000株へ増加しています。

このニュースを受け、LennarのクラスA株は9月22日に一時約6%上昇しました。

注目したいのは、住宅市場が好調な時期の投資ではないことです。Lennarの2026年第3四半期の純利益は2億8,390万ドルで、前年同期の5億9,100万ドルから半分以下に減少。売上高も88億1,000万ドルから80億5,000万ドルへ減り、住宅引き渡しは2万840戸と前年同期比3%減でした。

住宅ローン金利の上昇と購入負担の重さから、同社は2026年度の引き渡し予想を8万~8万1,000戸へ引き下げています。値下げや金利優遇などで販売を維持する一方、利益率には下押し圧力がかかっています。

💡 注目点

今回の買い増しは、短期的な住宅市況の回復を保証するものではありません。また、バークシャーの投資判断をウォーレン・バフェット氏個人の判断と断定することもできません。

ただし、厳しい局面で大手住宅会社の株式を増やしたことは、住宅不足や大手の資金力、土地調達力を長期的に評価している可能性を示します。

投資家は株価だけでなく、粗利益率、受注キャンセル率、販売奨励金、平均販売価格、保有土地とオプション契約の比率を確認したいところです。現物住宅を購入する場合も、完成在庫の値下げや住宅ローン金利の買い下げなど、ビルダーとの交渉余地に注目しましょう。

市場が弱い時ほど、長期資金が何を選んでいるかを見ることが、次の投資機会を考えるヒントになります。✨