米国の小売不動産では、店舗を「商品を受け取る場所」から「人が集まり、長く過ごす場所」へ戻す動きが広がっています☕
Bisnowは2026年9月10日、Starbucksが北米の店舗改装に約10億ドルを投じ、カフェを地域のコミュニティラウンジへ変える計画を報じました。
🏠 最大9,000店舗を改装へ
北米の最大9,000店舗を対象に、革張りの椅子、ラグ、本、暖かい色や地域性を反映した内装などを導入します。Bisnowによると、改装費は1店舗あたり約15万ドルです。
Starbucksはすでに約2万5,000席を追加し、2026年末までに1,500店舗の改装完了を目指しています。その後、2027年に取り組みを加速する方針です。これは会社側の計画であり、実現を保証するものではありません。
📈 「長く滞在したい店」が売上を支える
Starbucksの2026年度第3四半期は、米国の比較可能店舗売上が前年同期比7.9%増えました。世界の店舗数は41,304店、うち米国は16,933店です。
同社は、改装済み店舗で滞在時間や来店頻度の改善が見られると説明しています。一方、新築店では面積を小さくしながら、客席と受取スペースを分ける設計も進めています。
💡 投資家へのアドバイス
商業施設では、テナントの知名度だけでなく、店舗への継続投資も重要です。
✅ 改装費を貸主とテナントのどちらが負担するか
✅ 売上に対する賃料負担率
✅ ドライブスルーと店内客席の両立
✅ 滞在時間が周辺店舗へ与える効果
✅ 契約期間と中途解約条件
今回の取り組みは、「その場所に行きたい理由」を作ることが不動産価値につながることを示しています。商業施設でも、居心地と収益性を両立できる空間づくりが大切になりそうです🏢
