今日は、少し新しい取り組みについて書きたいと思います。
現在、アメリカのAI・データ分析会社である CorridorIQ と、日本市場における試験的なPilotについて話を進めています。
CorridorIQは、アメリカのバージニア大学の学生2名が立ち上げた、まだ設立から約5か月ほどの若いスタートアップです。
しかし、すでにアメリカでは大手不動産・プロパティマネジメント会社である Bonaventure と提携し、AIを活用した「人の移動データ」の分析を、不動産ビジネスに活かす取り組みを始めています。
こちらの記事でも紹介されています。
UVA Students to Pilot AI Across $2.8B Real Estate Portfolio
また、CorridorIQの公式サイトはこちらです。
CorridorIQとは?
CorridorIQは、AIや機械学習を使い、
・人の移動データ
・経済指標
・求人データ
・検索トレンド
・賃金データ
などを分析し、
「どこから、どのような人が、どの地域へ移動しているのか」
を予測する会社です。
不動産ビジネスにおいて、人の移動は非常に重要です。
人が動けば、住宅需要が生まれます。
企業が動けば、オフィス需要や社宅需要が生まれます。
富裕層が動けば、高級住宅や投資用不動産の需要にもつながります。
つまり、人の移動を早く把握することは、不動産ビジネスにおいて大きな意味があります。
今回のテーマは「アメリカから東京への人の流れ」
今回、私がCorridorIQと話を進めているテーマは、まずは アメリカから東京への人の流れ です。
例えば、
・アメリカから東京へ赴任する駐在員
・日本に赴任する外資系企業や多国籍企業の幹部
・東京の住宅や不動産購入を検討する海外富裕層
・クロスボーダーで不動産需要を生み出す可能性のある層
こうした動きを、これまでのように感覚や経験だけで見るのではなく、AIとデータを活用して分析できないか、という試験的な取り組みです。
これまでの不動産業との違い
これまでの不動産業界では、
「お客様から問い合わせが来てから対応する」
という形が一般的でした。
もちろん、それも大切です。
しかし今後は、それだけではなく、
・どこから需要が生まれているのか
・どの地域から東京への関心が高まっているのか
・どのような人たちが将来の住宅需要や投資需要につながるのか
を事前に把握し、より早く、より的確に不動産ビジネスへ活かしていく時代になると感じています。
いわば、従来の「待つ不動産営業」から、
データを活用した「需要を先読みする不動産ビジネス」への変化です。
日本とアメリカをつなぐ不動産ビジネスへ
私は東京でアクシスグローバルを運営し、またロサンゼルスでは LSM Realty にも関わっています。
日本とアメリカ、両方の不動産市場に関わる中で、今後は単なる仲介だけではなく、
・AI
・データ分析
・クロスボーダー需要
・海外投資家
・企業の移転、赴任、住宅需要
を組み合わせた、新しい不動産ビジネスの可能性を探っていきたいと考えています。
特に、アメリカから日本へ来る人の流れ、また日本からアメリカへ向かう投資や不動産需要は、今後さらに重要になると思います。
まだ小さなPilotですが、将来性を感じています
今回のPilotは、まだ小さな試験的な取り組みです。
すぐに大きな事業になるというよりも、まずは、
「AIとデータを使って、実際の不動産需要をどこまで予測できるのか」
を確認する段階です。
しかし、もしこの仕組みが実用化できれば、日本の不動産会社、投資家、企業、そして海外から日本へ移動する方々にとって、より実用的な情報提供につながる可能性があります。
不動産業界も、AIやデータ活用によって大きく変わっていく時代です。
私自身も、これまでの経験を活かしながら、新しい分野に一歩ずつ挑戦していきたいと思います。
