アメリカではAIの更なる開発と普及が進められるにつれて、データセンターの建設がより一層進められています。そのため、データセンターの賃料や運営コストである電気料金も上昇しています。

 CBREのレポートによると、データセンターの賃料と電力コストは昨年から急騰し平均賃料は前年比20%上昇している、と報告しています。 

 その代表的な例として世界最大のデータセンターマーケットのバージニア州北部では、第1四半期の賃料は前年同期比41.6%上昇し、電力料金は20.8%上昇しています。 また、シカゴのレントは33%上昇し、ダラスとシリコンバレーのレントも大幅に上昇しています。 電力供給は非常に制限されており、データセンターの電力需要は依然として堅調であるため、今後数四半期で上昇にたいして大きな変化は見られないだろう、と予想されています。

 データセンターのレントと電力コストが上昇しているのは、アマゾン、マイクロソフト、グーグル、メタ などの大手クラウドプロバイダーやソーシャルメディア大手が牽引する前例のない需要の波に対応するため、デベロッパーが新しいデータセンターの建設に躍起になっているためであり、これらの企業がAI(人工知能)に数十億ドルを今後投資するために、データセンターのレントと電力コストが上昇傾向は加速すると予想されています。