全米住宅建設業者協会によると、アメリカでは賃貸用の一戸建て住宅の建設が増えており、これは住宅価格の高騰が一因だと専門家は指摘しています。
「住宅ローン金利が上昇し、住宅購入が難しくなると、賃貸が選択肢として増える」と全米住宅建設業者協会のエコノミスト、ロバート・ディーツが伝えています。
 全米住宅建設業者協会(NAHB)は、2024年第1四半期には賃貸用の戸建て住宅約1万8000戸が着工され、2023年第1四半期に比べて20%増加したと発表しています。

 賃貸用に建てられた一戸建て住宅の割合が増えているのは、「今日の非常に高価で手の届かない住宅市場を買う余裕のない30代、40代の人々からの需要に応えたもの。」と言われています。