マイアミなどがある南フロリダでは小売業が好調で、空いている店舗のスペースを見つけることが難しい状況で、レントが上昇しております。
 この要因は海外からの観光客がコロナ前の数に近づいていて観光業の好調になってきたこと、全米平均を上回る消費者支出が小売マーケットを牽引しており店舗スペースの需要が供給を上回っていることです。
 南フロリダの店舗の空室率は2.8%になり、新築物件は建築期間中に95%が契約されており、賃料は今年すでに5%上昇しています。
 マイアミ市があるマイアミデイド郡(マイアミ市を含めて南側の広域地域)の店舗スペースの空室率は2.7%になり、過去10年間で最低になっています。