アメリカの住宅所有者の持ち家期間は平均11.9年になり、20年前の2005年では持ち家期間6.5年から大きく増加している、と住宅データサービスのRedfinが言っています。
この理由は
1. 2000年初めは住宅ローンを組みやすく住宅購入を容易であり、その住宅購入者は高齢化すると同時にローンの返済が終わるか、ローン残高が大きく減少。方や、高齢になり住宅の買い替えを行わず、住み続けている。
2. 住宅保有期間が長くなることで、中古住宅がマーケットで減少し、コロナウイルス感染症のパンデミックの影響もあり、住宅価格が高騰。この悪循環が持ち家期間を長くさせている。
3.アメリカの一部の州では、高齢者の持ち家に対して固定資産税を増額を制限するところもあり、自宅を売却せずそのまま住み続ける要因になっています。
持ち家期間が長い地域。(カリフォルニア州は固定資産税の増額制限があるため)
ロサンゼルス 18.7年。
カリフォルニア州サンノゼ 17.8年。
サンフランシスコ 16.7年。
持ち家期間が短い地域。
ケンタッキー州ルイビル 7.4年。
ラスベガス 8年。
テネシー州ナッシュビル 8.2年。
ノースカロライナ州ローリー 8.2年。
ノースカロライナ州シャーロット 8.3年。