アメリカの住宅ローン金利が6.76%から6.81%に2週連続で若干上昇しましたが、住宅を購入する消費者が好む範囲内にあり、住宅ローン申請が増加しています。昨年の住宅ローン金利が最も高い時期は10月で8%になり、昨年を通して約7%台でした。

 また、住宅ローンの借り換えも増加し、先週比で19%増加し、前年比で30%増加しています。

 平均住宅ローンの借入額が726,000ドル(1億527万円)になっています。住宅を購入する人の数は減らず、住宅ローン金利が下がれば購入されることが分かります。

 日本の住宅ローン金利と比較しますと大きな金利差がありますが、これはインフレ率を前提に住宅ローン金利が設定されていますので、不動産価格の継続した上昇が予想されます。