アメリカの超富裕層の資産額が新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響で昨年は減少しましたが、今年は上昇しているようです。

 一般的に10億ドル(約1490億円)の純資産を持っていると「超富裕層」になるかと思いますが、アメリカでは「富裕層」になりますが、「超富裕層」になるための純資産額は更に必要なようです。

 Forbsによると、2023年にはトップ400に入りためには純資産が30億ドル(約4470億円)が必要なようです。2023年のアメリカ富豪トップ400を発表したところ、トップはイーロン・マスク氏で2510億ドルの純資産。2年連続でトップになり、昨年の金額とほぼ同じです。

 Forbsが始めた富豪順位リストは1985年から始まり、その1985年のトップ純資産額は20億ドルで 海運業のダニエル・ルートヴィヒ氏だったそうです。

 下記は2013年以降の最も裕福な人のリストです。

  • 2013年:ビル・ゲイツ、720億ドル
  • 2014年:ビル・ゲイツ、820億ドル
  • 2015年:ビル・ゲイツ、760億ドル
  • 2016年:ビル・ゲイツ、810億ドル
  • 2017年:ビル・ゲイツ、890億ドル
  • 2018年:ジェフ・ベゾス、1,600億ドル
  • 2019年:ジェフ・ベゾス、1,140億ドル
  • 2020年:ジェフ・ベゾス、1,790億ドル
  • 2021年:ジェフ・ベゾス、2,010億ドル
  • 2022年:イーロン・マスク、2,510億ドル
  • 2023年:イーロン・マスク、2,510億ドル(約37兆4000億円@149円)
なお、国勢調査によるとアメリカ人の純資産額の中間値は166,900ドル(約24,868,000円)になります。