アメリカのオフィスマーケットは、新型コロナウイルス感染症の影響で、リモートワークが普及したため、オフィススペースの解約が多く発生し空室率が上昇している悪影響は今も続いていますが、南フロリダは異なるようです。

 南フロリダのオフィスビルの売買件数とその取引金額総量は減少していますが、取引価格の単価は上昇しています。

 クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド社のデータによると、2023年の現在までの南フロリダのオフィスの販売価格は1SF当たり平均347.13ドルで、昨年より若干下がったものの、2019年の平均価格242.76ドルを大きく上回っている、言っています。

一方、ニューヨークのオフィスビルの価格は4半期平均価格と今7月から9月の価格を比較すると41%下がっています。