サンフランシスコに本社を置くクラウドベースのビジネスプランニングソフトウェア会社のAnaplan社(社員数は約2,000名)は2024年初めに830 Brickell, Miamiに所在する新築ビルへ移転します。新オフィスの賃貸面積は37,000sfになります。現在のサンフランシスコの本社スペースは約55,000sfのため、約30%減少します。
同社はプライベート エクイティ投資のThoma Bravo社に昨年104億ドルで買収されています。そのThoma Bravoの創業者Orlando Bravoがチームメンバーと共に2020年末にマイアミビーチに移転し、先にマイアミで業務にあたっているようです。
マイアミへの移転は、アメリカを代表するヘッジファンドのシタデルが、本社のあるシカゴからマイアミへ移転すると2022年6月に発表しています。 その移転先は、Anaplanと同じビルの6フロアを借りる契約をしています。
また、このヘッジファンドであるシタデル社は、2022年4月に1201 Brickell Bay Drive の海沿いの敷地(2.5エーカー)を3億6300万ドルで購入し、世界本社となる超高層タワーの建設を計画しています。