Web賃貸住宅検索サービスのRentCafeのレポートでは、戸建て賃貸住宅が2021年に9928戸から2022年には14500戸に急増したと言っています。現在は約44,700戸が建設中の様で、2023年は多数の戸建て賃貸住宅が完成する予定です。

 

 これは、長期の新型コロナウイルス感染症のパンデミックが人と距離を置く事や在宅勤務などの新しい流れが根底にあると言っています。

 また、他の影響として、住宅価格の歴史的な急騰と住宅ローンの高金利があるとしています。一方、家計収入はインフレに追い付いていません。そのため、子供を持つ家族は住宅を購入することが出来ないのですが、広いスペースを持つ戸建て住宅を好みます。そこで賃貸住宅投資会社はお手頃なレントの戸建て賃貸住宅を積極的に展開しています。

 戸建て賃貸住宅は2013年頃から広がり、その頃は年間6000戸前半でしたが、2022年には約3倍に成長しています。

 ちなみに稼働率は平均97%で、賃貸アパートの95%を上回っている、とRentCafeは言っています。