Moody's アナリティクスのデータによると、今年オフィス向けの固定金利CMBSローンの約78億ドルが満期を迎えますが、その約84%は借り手が借り換えをする際にトラブルに直面するだろうと言っています。

 全米のオフィス空室率は第1四半期に19%を記録し、これは約30年ぶりの高水準であるとのことです。ムーディーズの予測では、オフィス価値は25%下落し、この下落傾向は今年いっぱい続くと見ています。