日本でもヒットしたホラー映画「The Amityville Horror:アミティビル ホラー」(1979年)の舞台になったで、アメリカで最も有名なニュージャージー州ロングアイランドの殺人事件がおきた物件(リフォーム済み)が146万ドル(約1億9000万円)で売却された、とワシントンポストが伝えました。ちなみに2017年3月に60.5万ドルで取引されていますので、2.4倍に価格が上昇しています。アメリカでは、事故物件も通常通り取引されるようです。

 

 この事件は、1974年11月13日、当時23歳だったロナルド・デフェオ・ジュニアが両親のロナルド デフェオとルイーズ デフェオ (43 歳) と9 歳から18歳までの2人の兄弟と2人の姉妹の合わせて6人の家族を射殺しました。なお、犯人であるロナルド・デフェオ・ジュニアは2021年3月12日に刑務所で69歳で亡くなりました。

 このホラー映画の内容は、家族6人殺人事件の 1 年後にこの家を購入し引っ越してきたジョージとキャシー・ルッツ夫妻が、夜中に聞こえる声、家具が勝手に移動し、誰もいない部屋からする音、ぬるぬるした液体がでるなどの心霊現象が発生した事をマスコミに発表し、その心霊現象を1977年に小説として1979年の映画化され、それ以来、この家に関係したホラー映画が12本以上撮影されてるそうです。