シアトルを拠点とするZillow Group Inc.は、自社のアルゴリズムモデルで戸建て住宅をフリップする業務から撤退し、第3四半期で3億28百万ドル(約361億円)の損失を計上し社員の25%を削減すると発表しています。Zillowの15年の歴史では、同社はオンラインの不動産仲介情報の掲載と住宅価格の見積もり(Zestimates)で利益を上げていました。一方、2018年からCEOで創設者の一人のBarton氏がiBuyingというハイテクホームフリッピングビジネスに力を入れてきました。 しかし、Barton氏は「住宅価格の予測の難しさは我々の予想をはるかに超えており、規模を拡大し続けると、収益とバランスシートの変動が大きくなりすぎる。」と判断し撤退を決めたとの事です。
しかし、第4四半期に購入合意した住宅について、第4四半期にさらに2億4千万ドル(約264億円)から2億65百万ドル(約292億円)の損失を見込んでいます。