今回は、本当にあったおもしろ裁判-レッドブルで翼は生えるのか編-判決を紹介します。
(本件訴訟に関する詳細な事項及び数値は簡略化してあります。)
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「翼を授ける」のキャッチコピーでおなじみのエナジードリンク「レッドブル」を飲んでいたアメリカ在住のAさん。
何本も飲んでいるのに、背中から翼が生えてこないことに違和感を感じ、レッドブル社を訴えました。
Aの主張は
本当は翼が生えないのに「翼を授ける」と宣伝するのは不当表示にあたるというもの。
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さて、この珍事件、アメリカではどういう決着になったでしょうか?
結果は、示談。レッドブル社は非を認めないとしたうえで、原告団に対し、一人1000円程度の現金を支払いました。
今回はレッドブル社が大人な対応をしました。
翼は生えませんでしたが、小銭は手に入りましたね。