こころの病気は、体の病気と違ってなかなか「症状」の線引きが難しいものです。
普段の生活の中でも気分が落ち込むことはありますが、だからといって必ずしも「うつ」なのかというと、そういうわけではありません。
逆もまたしかりで、なにくそ、これくらいのことで落ち込んで入られない・・・とか、これくらい誰だって我慢してる・・・と頑張ってしまったために「うつ病」が見過ごされてしまうこともありえるのです。
私たち産業カウンセラーは、基本的には健常者をクライアントとしています。
ご相談にこられた方で、この方はまずはお医者さんの治療が必要だな、と見立てをしたら、とりあえずカウンセリングはそこで中断してお医者さんを紹介することになります。
その後様子を見て、主治医の許可を得てから登院しつつカウンセリングを再開するということもあります。
とはいえ「おしん」に代表される我慢大国日本。
ともすれば我慢が美徳とされるところもありますよね(;^_^A
カウンセリングを受けようかな、と思う指標のひとつに、その悩みが普段の自分の生活を阻害しているかどうか、というのがあります。
仕事や生活、普段どおりの自分として生きていく中に、ふと悩みが影を落として手が止まってしまう・・・。
昼間はがんばったけれど、夜になるとつらい気持ちがあふれてきて眠れない・・・等々。
目標を達成するための「忍耐」は必要だが、我が満々としている「我慢」はむしろ自分にも周りにもいい結果にはならない。
これは私が尊敬する方の弁ですが、そのとおりだと思います。
ちょっとした心配事や悩みは、さっさと片付けてしまいたい方や、なかなか人に言える環境がなくて抱え込んでしまってつらい方。
そんなかたがたのお手伝いができれば、と産業カウンセラーは思っていますv(^-^)v