本日の取り組みの結果。 | てざわりの記憶

てざわりの記憶

目で、手で、耳で、時には舌で触れる日々の手触り。

その記憶。

○鬱天山―ぽかぽか桜×

おもいで返しで鬱天山の勝ち。鬱天山、三勝目です。
ぽかぽか桜はこの一番で痛めていた笑顔を悪化させ、今場所は休場のもよう。


×ささげ升―頂キ升○

ささげ升の一人相撲で、頂キ升の勝ち。頂キ升、この取り組み全勝です。試合後、頂キ升関は全勝の理由について、「勝手に捧げておいて勝手に傷つかれても知らないッス。」と語りました。
なお、ささげ升関は取り組み後行方不明です。


×思い槍―無関神○

思い槍に思いやられたい人が押し寄せ、自己責任寄りきりで無関神の勝ち。
思い槍関を自分の意のままに操ろうとする観客が会場に多く、協会は今後そういった客への対応を考えるフリをする、と発表。
無関神関の土俵外での活躍も見られます。


×不安海―支配車○

支配車の「劣等感植付け」と「依存心叩き込み」、「恐怖縛り」などが立続けに決まり、不安海は砕け散りました。
破片を集めるのに長い時間と労力を要する事から、協会は不安海関を社会的に不要と判断して無視する事にしました。


しあわせ昇龍―自責山

「あなたがいてくれてうれしい」と「こんな私は無価値です」の両者得意の型が激突。がっぷり四つに組んで、土俵上動きません。
結局水入りとなり、取り直しの一番、またしても四つになり両者一歩も引かない相撲です。
しかし開始二十年後、耐え切れなくなった自責山関の「助けてください」に対し、しあわせ昇龍関が「じゃあ一緒に行こう」を合わせ、永かった一番に決着。
両者土俵上で一つになり、角界から去りました。