「洗車」...。この言葉を聞いてまず最初に思い浮かぶのが、車のボディを洗う行為ですよね。車をキレイにするための洗車場がありますが、一般の方はここでおそらくボディを洗っているケースが多いはずです。
カーシャンプーで泡泡...!スポンジでゴシゴシ...!水でジャ~...!一般的な洗車のイメージはこんな感じでしょうか。もちろん、中古車業界のカークリーニングにおいても、この洗車(ボディ洗い)は必要です。
しかし、ただボディを洗うだけがプロのボディ洗いではありません。作業を早くしたり、洗車後のボディの状態まで考慮したり、同時にコーティングをしたり、などなど。一口にボディ洗いでもプロのボディ洗いは様々な種類があり、その作業内容、仕上がりを求められます。
今回は、「ワックスがけの為のシャンプー洗車編」です。
花粉のついた車のボディ。花粉の話なんて季節外れ...!いいえそんな事はありません。この記事を執筆している2月1日、すでに花粉は飛散しています。ポカポカ陽気のせいか、木々も花粉を飛ばし始めています。
同時に、車のボディにも塗装に有害な物質である花粉が付着していきます。ご存知かもしれませんが、花粉は放置してしまえばボディのシミの原因になり、取り返しのつかない状態になってしまいます。
花粉飛散がピークの時期などは、肉眼でもわかるくらいボディが花粉に襲われて黄色い粉のような物が無数に付着していますよね。
ボディ洗いを日々の業務でやっているプロの業者さんは、花粉飛散のピークの時期には「花粉を意識したボディ洗い」をやっています。ボディに有害なのですから、プロである以上、意識して除去するのは当たり前ですよね。
しかし、わざわざ意識しなければ除去できないのでしょうか。実はこのボディの花粉、一般的なボディ洗いの方法では、除去するのが困難なんですか
だから、プロの業者さんでも、花粉の時期には意識して「花粉除去用のボディ洗い」をしています。次回は、この車のボディの花粉を除去するためのボディ洗いの方法についてお話します。

