fhoto by rie 2011
中澤女史と、前回
銭湯で契りを交わしたのは、確か4月だった。
女史のマンションの上の階に住んでいて、
お亡くなりになった95歳の方の介護用オムツを
サイ君の為に貰ってある、という話しだった。
遺品!?
気に掛けて下さり、たいへん有難いことなのだが、、
なんとなく手放しで喜べない複雑胸中。
サイズが合わないと思う旨を
やんわりとお伝えしたら、子供用のLは大人のSだと思うし、
その女性は、生前小柄だったから大丈夫だとのこと。
とりあえずは次回、試着用に一枚持ってきて
銭湯に置いておくから、穿かせてみてから決めよう!
という流れに半ば強引に決まる。
保管しておくには場所を取るため、貰ってくれるなら
早めに渡したいな…、とつぶやいてたのが、胸に残った。。
GWをはさみ、銭湯に出向く機会が無いまま、2ヶ月が経過した。
もう、いい加減に忘れてるかな、しめしめ。
久々に訪れた新寿湯にて、女史、
まるで2ヶ月前から時が止まっていたかの如く、忘れていませんでした。
湯上がりにサイ蔵が試着したその代物は、サラシの如く
胸まですっぽり、案の定ブカブカであった。
番頭のオバチャンも、お馴染みのおばあちゃんの一人も、
口々に、
「いくらなんでも大きすぎるわ~」
私も、「横から漏れそうですね…」
ところがどっこい、たとえ3対1でも
易々と引き下がるような中澤女史ではなかった。![]()
「もしどうしてもダメだったら、あなたがアンネの時にでも
少し穿いてみたりすればいいじゃない?
今日もお兄ちゃんとお姉ちゃんにグロンサンご馳走するわ!
ちゃんと座って飲むのよ!サイ君はお母さんと一緒にポカリスウェットでいい?」
アンネ…。
グロンサン…。(オロナミンCのこと)
私は、もう無駄な抵抗はやめにして、
大人しく全てを頂戴することに致しました★
“いつもの落書き帳と、おまけ”
頂いたオムツの他、紙袋の中には3つの物が入っていました。
「なかよし3にんデースー」
“紫外線の危険”について書かれた記事の切り抜き。
一つだけ、ずっしりと重みのある箱が。
不安な気持ちに好奇心が混ざり、焦り気味に箱を開けると…
この上なく金運が良くなりそうな貯金箱でした。![]()
黄色のミニ座布団付き
!!








