キャブレターの油面調整を間違えたので,やり直しです.
キャブレターにある基準線から下に10.5ミリ以下に調整しなければならないところ,基準線から上に調整してしまいました.
調整前の油面高は以下の通りです.前回はノギスで測りましたが,今回はチューブにメモリを付けて測りました.
- 7ミリ(写真)
- 10ミリ
- 21ミリ
- 22ミリ
(番号はまたがった状態で左から1番.数値は基準線より上)
フロートのツメを曲げて調整しますが,10ミリ以上調整するにはツメ2ミリ以上曲げなければなりません.しかし,曲げすぎると干渉してバルブが動きません.曲げ方を工夫しました.
調整後の油面高です.
- 基準線より上7ミリ
- 基準線より上10ミリ
- 基準線より上13ミリ
- 基準線より上15ミリ
曲げが足りませんでした.
3,4番は少し下がりましたが,1,2番に至っては変わっていません.
相当曲げているのに数値がかかわっていないということは,フロートもしくはバルブの劣化と思われます.
いままでこの油面高で走らせていたのと,吹けの悪さはここ最近出てきた症状であること,キャブレターを外すのがとっても面倒なので,このまま様子をみることにしました.
夜に走らせてみましたが,走り出しは吹けの悪さはみられませんでした.しかし,20キロ,時間にして30分ほどを走らせると症状が出てきました.
いままで暑さで気づきませんでしたが,エンジンの熱が高いようです.これまでもそうですが,相当熱くならないとファンは回りません.この日もファンは回りませんでした.冷却系統に問題がありそうです.
煮干しラーメンを食べた後の走り出しは症状が出ませんが,しばらくしてエンジンの熱が高くなって症状が出てきたことを考えると,冷却系統を疑うでしょう.
しかし,6,000回転付近のみに症状が出る疑問は残ります.また,アイドリングの戻りが遅い症状も出てます.冷却系統を調べてみようと思います.