マフラーすす落とし | イルカに乗った中年

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「ジャンプするイルカ」こと,ヤマハZeaLをメインにしたブログです.

年末年始は年をまたいで仕事なので,部屋の大掃除は普段しているので特にしていません.

 

年末の大掃除といえば「すす落とし」.

4サイクルですが,マフラーの「すす落とし」をしてみました.

 

アクセルをレッドゾーンまで回すと,マフラーから黒い煙がドバっと出てきます.マフラーにすすが溜まっていると思い,洗浄を試みます.

 

 

マフラーを外し,すすの溜まり具合を確認します.だいぶ溜まっています.ブラシで大きなすすは簡単に落としておきました.

 

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マフラー自体のサビは,水のたまりやすい箇所とメッキの弱い箇所に多数ありましたが,交換をしているおかげか,朽ちて穴が開いている箇所はありませんでした(写真の毛布の養生の意味がない)

 

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洗浄方法はマフラー内に洗浄剤を入れるだけ.

専用の溶剤「サンエスK1」というものがあるそうですが,今回は同じアルカリ性のセスキ炭酸ソーダを使用しました.また,洗浄効果を高めるためにお湯を使いました.

 

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マフラー内を溶液で満たし,ひと晩放置します.

 

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溶剤を入れてから丸1日経ってしまいましたが,中身を出して汚れ具合を確認.動画等で見たほど真っ黒ではありませんでした.まだ透明感がありました.

 

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内部に水を入れ,水圧,シェイクして中の汚れを出します.

サイレンサー部分は外側の筒の中にさらに筒が迷路のように複雑に入っているので,何度も向きを変えて水を出しました.

溶剤のみできれいに取り除けたとは言えませんでしたが,蓄積した汚れは取れました.

 

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エンジン側はアルミなので溶剤は使うと溶けるので,ブラシで落としました.

 

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水分を抜くために,さらに一晩放置します.サビが心配です.

サビが浮いている部分は潤滑剤6-66を吹き付けておきました.

 

 

結合部のガスケットは新品に交換し,締め付けて作業終了です.

 

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エンジンを始動し,アイドリングの回転数を少し上げ気味にしてまだ残っているであろう水分を飛ばします.

マフラーが下段の水抜き穴から黒い水分がたくさん出てきます.

 

レッドゾーンまで上げてみましたが,やはり真っ黒い煙を吐いています.そのあとに水抜き穴から黒い水分がたくさん出てきます.まだ内部が乾いていないので,完全に乾いたらまた試してみます.

 

アイドリングだけでは水分は飛ばせそうもないので,走らせた方が良さそうです.

 

しかし,寒いので乗りたくなかったので,アドレスV125で通勤している同僚のSさんに乗って帰ってもらうことにしました.

 

翌日出勤してきて水抜き穴を確認しましたが,もう水分は出てきていませんでした.水分は抜けたようです.音も若干静かになったようで,吹け上がり,抜けも良いとのことでした.

 

まずまずの結果でしょう.

 

 

約1年かけたジール再生計画も終わり,ドレスアップしたり,ツーリングに出かけたりと,充実した中年バイク生活を送ることができました.

来年はいろんな場所へツーリングに出かけていきたいと思います.

 

来年もよろしくお願いします.

 

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