燃費が20キロを超えず,何か方法はないか調べてみたら,プラグ交換という方法がありました.
いまはノーマルプラグが取り付けてありますが,イリジウムプラグというものがあるそうです.
NGKのホームページを見ると,いいことが書いてあります.
まずは燃費アップ.
これぞ求めていた性能です.
次に始動性・加速性アップ.
いつもチョークを引かないと始動しないので,これも期待できます.また,中速の沈みがあるので,これにも期待です.
交換するプラグがこちら.イリジウムプラグです.
本来はCR8Eですが,イリジウムは「CR8EIX」です.素子がノーマルに比べ,細いです.
お値段はノーマルの2倍の1本1,000円でした。
交換前のノーマル部ラグの状態がこちら.1番,2番がややかぶり気味です(うしろから見て左から1番).
1番,2番のエアスクリューをすこし開いてプラグを交換しました.
エンジンを始動させましたが,始動性は変わりません.チョークを引かないとかかりません.
暖機運転後,路上を走らせましたが,アクセル1/4からの5~6,000回転付近のパワーの落ち込みが顕著にみられます。
あれっ?
さらにアクセルを開け,レットゾーン(1,4000回転~)付近まで加速させましたが,回転が上がらず,1,200回転以上回りません.
あれれれっ?
車庫に戻ってプラグを確認します.
3番以外はカブっています.そして3番がきれいすぎるのが気になります.
エアスクリューのもどし回転数を確認しました.
- 1回転と3/4弱
- 1回転と3/4弱
- 2回転ちょうど
- 1回転と3/4強
3番以外を2回転弱に調整し直しました.本来はスクリューを動かし,回転数が上がったところが最良ポイントなのですが,キャブレターをオーバーホールした時から回しても変わらないので,規定戻し回転数より多めに戻してました.
もう一度走らせましたが,状況は変わりません.参りました.
すべてを2回転ちょうどに調整し直し,もう一度走らせました。
幾分良くなりましたが,中速領域の約5~6,000回転付近の落ち込みは変わりません.諸先輩のおっしゃっていたジール特有の欠点が出てきました.ノーマルプラグではありませんでした.
さらに回して10,000回転以上になると,回転が伸びず,頭打ち状態です.
2番をさらに燃料を薄くなるよう再調整し,さらに走らせます.
状況は変わらずです.
ジールにはイリジウムプラグは合わないようです.加えて燃費がとっても悪いです.
キャブレターのオーバーホール,燃調が必要だと思いますが,とりあえずノーマルプラグに戻そうと思います.