およそ20年前、卒業アルバムに詩を載せました。まあ、読んでみてください。
「小春日和」
作: しんでんあきら
俺は小春日和いう日がきらいだ
冬だというのにやけに暖かく,
春が来たのかと勘違いしてしまう
「じゃあ,明日からコートとマフラーはいらないな」
クリーニングに出したら,
翌日ニュースでは今シーズン2番目の寒さときたもんだ
おかげでかぜをひいてしまった
小春日和のクソバカヤロー!
おまえなんて大きらいだ
ぬかよろこびさせやがって,
まぎらわしいことをするんじゃない
それに,冬に春という文字を使うな
春という文字は春になってから使え
お前じゃなくて,本物の春を呼んでこい
とまあ、こんな詩でした。
小春日和とは、晩秋から初冬にかけての暖かい日をさしており、3月の初春ではないそうです。
10年前にmixiに載せましたが、その時は春だよと指摘されました。それも間違い。
嗚呼、日本語ってムツカシイアルヨ。
何を言いたかったのかは察しがつくと思いますが、ほろ苦い青春のひとコマでした。