Strange English Learning!! 日本にいながらバイリンガルを目指せ!! -23ページ目

Strange English Learning!! 日本にいながらバイリンガルを目指せ!!

英語の勉強方法、勉強報告などをメインにしながら、
戯言を書いていきます。

「outsider 第3話」


コードをかきあげると先輩の龍さんが夕刊を

僕の机に投げ出して言った。

「フェアリーって河瀬の会社だろ?」

龍さんはタバコを吸おうとしたので僕は制して

言う。

「龍さん、タバコだったら分煙室ですってくださいよ。」

「ちっしょうがねーな。」

くしゃくしゃに放り出された夕刊が哀れに見えたので

何気なく手にとってみた。

しょうもない記事ばかりだった。放りだそうと思った瞬間だった。

 フェアリー倒産!負債額一億!小さい三面記事だった。

僕は、何も言わずに顔面を手で被った。

河瀬のためじゃない。あれほど期待していたマークが絶望した

と思ったからだ。

もしかするとマークは、マスコミに明るみに出る前に知ってそれで

音信不通になったのかもしれない。

 僕は、4年前のことを思い出していた。現実が目の前に突きつけられると

逃げたくなった。ぱっとしない職場を見るたびにそう思ったものだ。

ここは僕がいる場所じゃないと。

そんな淡い中2病が抜けきれていないまま今はこの様だ。

僕が自暴自棄になっていた時に、マークに出会った。

 彼は、アメリカから日本にいる彼女を追いかけて結局、ビザまで

とって滞在することになった。最初は、日本語を教えたりもした。

マークは、彼女に振られてからもなぜか前向きだった。いつも

前だけを見ていた。僕は、地面ばかりみているのならばあいつは

光だけを見ていた。そんなあいつに引っ張ってきてもらった気がする。

今は俺がマークを引っ張ってやらなきゃいけない。


続く


outsider2



「メッセージがあるかたはそのまま・・・」

なんどかけてもこれだ。

あのhubでのトーク以来、マークと連絡

がとれない。

「まじであいつ河瀬のもとに弟子入りでもしたのかよ。」

僕は急いで会社にいく支度をする。

髭そりをしながら我ながら冴えない顔をしてるなと

鏡をみるのに嫌気が差す。


いつものオフィスに到着。

少しだけ社員の人や先輩も来ている。

いつも通り僕はパソコンをたちあげ

いつも通り電話対応をし

いつも通り外回りに行き


そして銀行の残高をチェックするわけだ。

振り込まれたと思ったら引き落としで

減っていく残高にため息まじりで職場に

戻ろうとすると日高さんが立っていた。

彼女は同期で、英語ができたので海外の

クライアントの対応をする部署に配属になった。

僕にはとても無理な世界だ。まあマークと友達

なおかげで使い物にまらないスラングだけは

大量にしっているが。。

 「おつかれ。日高さん。」僕は日高に声をかけた。

気づいてなかったらしくむこうも一瞬我に戻ったような

表情で「あ、おつかれ!」と言ってきた。オフィスに戻ると

シンとしている。パソコンを立ち上げ途中まで書き上げた

コードの作成に取り掛かる。


続く