1日目【ロサンゼルス⇒ラスベガス】旅行◎2014.12.26旅 出発~ハリウッド編 | Do You Remember Rock'N'Roll Blog?
キミは海外のスタバでコーヒーを注文すると、

「キャナイハヴヨーネーン?」と聞かれることを知っているだろうか?



そう。



アメリカへ旅に出た君たちへ訪れる試練は

入国審査の「サ、サ、サ、サイトシーン」以外にも、いくつも待ち受けている。




この日記は、そんな幾多の試練を乗り越えて来た、ある男の物語りである。




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2014年12月26日(金)出発~ロサンゼルス LA 観光




その日、いつもの様に定時まで仕事を終え、2014年の仕事納めとしたボクは逸る気持ちを抑えつつ一旦自宅へ戻る。



すでにパッキングが完了しているスーツケースの待つ自宅まで車で10分。



こういう時こそ冷静にと自分に言い聞かせ安全運転。



一時停止では「右・左・右」と声に出し確認。




そう、今夜から何年振りかのLAへと旅立つのだ。





ボクの住む新潟県からは、当然直行便は出ていないので、
新幹線で<新潟⇒東京>へと移動し、その後羽田まで向かう。




そんな東京までの道中でさえ、胸の高鳴りは増すばかり。




カバンの中のパスポートは、かれこれ27回は確認しただろうか。


これ以上確認したら、どこかに置き忘れてしまいそうだ。



新幹線で2時間。


東京駅に到着し、<東京⇒浜松町⇒羽田空港>へとJR&モノレールでの移動。




電車の中にいる会社帰りのビジネスマン達から注がれる、
ボクと、ボクのワイン・レッドなスーツケースへの羨望の眼差しを痛いくらい感じる。




予定通り羽田空港へ到着したボクは、幼なじみのT氏と合流し、
0:30頃のデルタ航空にて一路LAXへ向けて飛び立った。




27日00:30頃羽田を出発したボク達は、デルタの「エコノミー・コンフォート」のシートの
思いのほかの快適さに感動しつつ、眠れたような、眠れなかったようなはっきりしないまま
日付は戻って26日の17:00頃LAXへと到着。




さぁ、ここから最初の試練

「THE入国審査」がやってくる。




ボクと相棒T氏は、年に何度か海外旅行をする仲であり、
世間の同年代よりは海外旅行経験は豊富であることは違いない。



しかし、ボクらの旅行はあくまでもアジア圏中心であり、
入国審査では一言も発せずともスタンプを押してもらえる。




だが、ここUSAではそうはいかない。



ただ安心材料として、事前入手していた情報では
LAXの“トム・ブラッドレー・ターミナル”では
「入国審査の混雑緩和を目的とし、機械による自動化が導入された」
ということらしい。

でも、最終的にはなにか聞かれるらしいとも書かれていた。



幸いボクは英会話学校に通っていて、英検4級なので、それほど心配していないが、



相方は「サイトシーン」「サイトスィーン」「サイトスゥィーン」と
声に出して練習を繰り返している。




飛行機を降り進んで行くと、まずは券売機のような機械の登場だ。




なんと!多国語対応マシンで「日本語」というボタンをPUSH。




次にパスポートを読み込ませ、簡単な質問に答えたら、指紋の採取と顔写真撮影。





なんと便利な機械なのだ。
もうここまでくれば、何も聞かれることなくスルーできるのではないか? 
と、証明書となるレシートのようなシートが出てくるのを待つ。



ん??? んん???  んんんんん???????







ボクの証明書だけ「 X 」印が大きく入っている。(写真)





当然相方の方にはそんな印はなく、そのまま管理官のいるゲートへと進む。





わけわからずキョロキョロしていると、近くにいた係のおばちゃんが



「あ、あなたラッキーね。 X が付いてる人はあっちに並んで」



と、まったく別のレーンへと並ばされる。




なぜなんだ?相方はすでに審査を終わらせて、ゲートの外にいる。
俺が何をしたって言うんだ!?




ドキドキドキドキ




この列には同じように「 X 」印のついたレシートを持った人ばかりが…




そして先に係官の元へと進んだ人を見ると…




めっちゃ聞かれてる! 




ものすっごい話してる! 何アメリカン・ジョーク言い合ってんねん!?




この特別レーンはネホリハホリ聞いて、全部の指の指紋撮って、かなりのチェックが入るらしい!!!!



後2人でボクの番だ。英会話学校で習ったこと。日頃自分でリスニング勉強してきたことを蘇らせようと、頭の中をフル回転!




『NEXT!』



きたっ!恰幅のいい黒人の50代半ばくらいの係官。


 
もう完全にハリウッド映画のワンシーンのような風貌が待ち構えている。


係官「Hi! How are you?」


ボク「Fine thank you.(お、なんだ余裕じゃん。「NEW HORIZON」に出てきた通りじゃん)」


※ここから先は日本語訳でお届けする。


係官「そうか、Youは日本から来たんだね。いつか行ってみたいよ」


ボク「おー、OK、OK」


係官「ところで、旅行で来たんだよね?何日間いる予定だい?LAだけ?」


ボク「YES,サイトシーン。for 10days. I will stay in Losangels and LasVegas.
(おっ!笠原メソッドでリスニングした通りだ!)」



係官「指紋とるからそこに指を置いて。そうか、それはいい旅行になりそうだな。
LAではどこに行くか決めたのかい?」



ボク「ハ、ハ、ハ、ハリウッド」



係官「それもいいけど、ワタシのおすすめは断然サンタモニカさ。海は気持ちいいぞー」



ボク「I see, I see.」



係官「ラスベガスはもちろんカジーノだろ? 幸運を祈ってるよ。
さ、最後だ、カメラで写真を撮るぞー。はいOK。よくできたぞ。Happy New Year!」



ボク「セ、セ、セ、センキュー!Happy New Year!」



ヤバし! めっちゃ英語話した! ペラペラやん!



映画「ターミナル」のトム・ハンクスよりペラペラやん!




一気に自信のついたボクは、意気揚々とLAの街へ降り立ったのである。






ガイドブックの中には、「デルタ線や日本発の便はターミナル5に到着する」というような説明のあるものが多いが、



我々が搭乗した日本を深夜に出るデルタ便に限っては、写真にもある「トム・ブラッドレー」に到着するので注意が必要だ。




とにかくまずは「スモーキング・タイム」である。






ターミナルを出るとすぐに喫煙可能なエリアがあり、世界中の愛煙家たちが群がり、
煙を吸い込み頭をクラクラさせている。







決められたとおりに縛られたくない、いつだって自由を求め続けてるボクらは、ツアーではなく、すべてを自己手配で旅をする。


宿泊先は、ハリウッドのど真ん中にあるホテル「ロウズ・ハリウッド・ホテル」を予約している。


まずは、LAXからの移動だ。


事前にネットなどでいくつかの手段を調べておいたボクは、ドアtoドアで送迎してくれる乗り合いバン“Super Shuttle”に予約を入れておいた。


「To Airport-oneway」(空港までの片道)
「From Airport-oneway」(空港からの片道)
「Roundtrip (To/From Airport)」(空港まで&空港からの往復)
「Roundtrip (From/To Airport)」(空港から&空港までの往復)


という風に予約が可能で、一人17ドルくらいで非常にオススメだ。



ターミナルを出て右側に少し進むとSuper Shuttleの青いジャケットを着た、ハンバーガー大好き体型のオバちゃんがいた。



予約してある旨を伝えると、専用端末でピピっと検索してくれ、「あと20分で来るからここで待ってなさい」と。



同じ方向へ向かう数人と乗り合わせて、それぞれの乗客の希望の場所へ寄りながら、最後にボクらのホテルへと到着だ。



約1時間のドライブだったが、街並みを見ながらのプチ観光気分で最高さ。








ハリウッド・ハイランドに直結しているホテル“ロウズ・ハリウッド”。

ロビーからしてなかなかスタイリッシュ&シンプルで、大人なボクにピッタリのホテルという雰囲気。


フロント・スタッフの手続きの最中、慣れてるんだぜ?という余裕を見せつけるために、ロビー脇に置いてあったサービス・ドリンク的なものを飲んでやったさ。


部屋へ到着するやいなや「as soon asナニナニ」、夕食&散策をしにハリウッドの街へGO!








賑やか! 路上に溢れるストリート・パフォーマーの数々。

きらびやかなネオン。

映画、テレビ、本で何度もみたことがある景色が目の前に広がっている。







LA最初の食事はハンバーガーって決めていた。

日本で「ハンバーガー」というと、所謂ファストフードの感覚しかないが、ちゃんとした肉汁たっぷりのハンバーガーを食べに、定番の「メルズ・ドライブイン」へ。


ホテルのすぐ前の交差点を渡って、少し歩いていけば、この看板が目に入る。

すでにアメリカン。テンション上がる!






はい、店内!



ナニ、このソファー!



ナニ、この内装!



ナニ、このケチャップ!



ナニ、このメニュー!



ナニ、この客層!



めっちゃアメリカーーー!!!



めっちゃダイナーーーー!!!






店員のニイちゃん、めっちゃ陽気ーーー♪


人生楽しんでる感伝わるーーーー!



雑談してくるーーー!



いちいちリアクションが格好いいーーー!!!



顔ちっさ!



隣のテーブルの家族と話し込んだっきり、こっち来ねー!




めっちゃテキトーーー!







油断したー!


コーラ頼んだら、めっちゃデケーーー!!!



お腹ガボガボーーー!


ハンバーガーうめー!


肉食ってる感ハンパねー!



この日記書いてる最中に、すでに食べたくなってるーーー!!!






想像以上に、どれもこれも美味しくって、いきなり満腹!


チップはどうしたらいいのかなーと思っていたら、会計伝票にちゃんと記載されていたよ。

15%ならいくら、18%ならいくら、20%いくらという感じで。

キリのいいあたりの金額で払えばいいと思うよ。



食後は夜のハリウッドをぶらぶら。


22時過ぎだったと思うけど、全然にぎやかでワイワイしてる♪


ホテルに戻る前に、コンビニ的な雑貨屋さんで、部屋で飲む水やドリンクを調達。


店員の兄ちゃん、めっちゃゴツくて髭モジャ。


店番しながら、ドラム・スティックもってドラムの練習してる。


あー、こういう自由な感じたまらねーーー!



そんなこんなで、長い一日目が終了。


まだまだ旅は始まったばかり。。。





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