レモンのブログにお越し下さり


ありがとうございます


もうすぐ60歳になる

何のスキルもないただの主婦が


ひとりで暮らして行く決意をしました


気ままに散策出来る気楽さ



30年ぶりくらいに愛知県犬山市にある

博物館明治村へ行ってみました、もちろん1人ですニコニコ

博物館明治村  左矢印こちらをクリック


旧帝国ホテル

中でお茶も出来ます



春休みということもあって

ワクワク感を隠せない子どもたちを連れたファミリーや

友達同士のグループの高揚する話し声が賑やかでした


このイベントが子どもたちに大人気で


我が家も娘が小さい頃、参加しました


レンタル衣装もあり


文明開花の素敵なドレスや袴姿で散策も出来ます


明治の頃のハイカラさんになりきって楽しいですよウインク






1年前の私なら

こういう仲間連れの楽しそうな人たちの行く場所に

近づくことすら出来なかったのですが

今はそんな人たちを微笑ましく思える

心の余裕があります




(写真は撮るのも撮られるのも苦手だし下手だ…)





歩きながら周りの人たちの会話を聞いて


…世の中のご夫婦やカップルはこういう会話をするんだ…


それは私と夫には成立しない会話でした





夫とここに来たら、どういう感じになるだろうと想像するのは容易でした


自分の興味がないことに同行したり


自分の行きたくない場所に行ったら


夫はあからさまに不機嫌になったし


不機嫌じゃなくても全然楽しそうじゃない態度になる


私と娘から離れた所を歩き


まるで別行動のようになるでしょう


次、どこ見る?とか


今度はあそこに行ってみない?とか


へー、こんな歴史があったんだね、とか


笑い合ってそういう会話が出来ない…






無言で自分のペースで展示物を1人で眺める


側にいる見ず知らずの人が呟いた言葉になら


相槌を打って会話したりしている


家族とは話さないのに


赤の他人には人当たりよく接する


そういう人だった





あの人にとって家族ってなんだったんだろう


またそこに私の思考が行き着いてしまうのです



自分の楽しいことは仲間とつるむこと


家族とは楽しい時間を共有しようとはしない


家族の生活は面倒見る


その代わり、自分はそこで癒されたい


自分を寛がせてくれ


自分が養ってやってるのに、なんで休日まで家族を接待しなきゃいけないのか


休日は自分の好きなことに使いたい


自分のやりたいことを自由にやりたい


…30年も一緒にいたからわかる


恐らく夫はこう思っていたのだ


ひとり親家庭に育ち


経済的に恵まれていたとは言えなかった夫は


子どもの頃は随分いろんなことを我慢していたらしい


幸せな家庭を知らずに育った夫は


幸せな家庭のお手本となる父親像が知らなかった





まあ、夫ばかりが悪い訳でもなく


私にも良くない点はあったと、はっきり思います


そしてもう今の時点では


夫と2人で出かけても


お互い気を使うばかりで楽しめないだろうということも


はっきりわかるのです…





夫のことをいろいろ思い出してしまったけど


ひとりで気ままに散策し


疲れたら休憩し、自分のタイミングで帰ってきました


本当に気楽で良かった




今日はここまで