「メアンキエリ」という少数言語 | Yの部屋 -スウェーデンからあんなことやこんなこと-

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スウェーデン暮らしの方が長い関西人。日常生活を中心に、過去・現在・未来について気が向くままに綴っています。

トルネトレスク湖(Torneträsk)は、スウェーデンで2番目に深い湖で、キルナから車車で20分くらいのところにあります。

 

このあたりでは案内標識がスウェーデン語だけではなく、サーミ語で書かれているのを見かけるのですが、時には第3の言語メアンキエリ(Meänkieli )で書かれている標識もあります。

 

メアンキエリは、一般には「トルネダールフィンランド語」 (tornedalsfinska) と呼ばれていて、スウェーデンの最北部トルネ谷付近で話されている少数言語です。

 

ちなみに、夫の祖父母は、メアンキエリとスウェーデン語を話していたらしいです。

 

さて、トルネトレスク湖は、凍った湖に穴をあけて魚うお座を釣るアイスフィッシングが盛んですが、何日間も続けて氷上でフィッシングするために使う小さな移動小屋(fiskeark)が水辺にたくさん置いてありました。

 

 

今は、人っ子一人いなくてシーンとしていますが、冬季には、顔見知りの人たちが集まって、極寒の中、楽しい憩いの場になるのでしょう。

 

湖に近い所は湿地帯なので、予想外に、先日書いたクラウドベリーもたくさん生えていましたびっくり

 

熟していないのが、本当に残念ショボーン