オペラ「メディア」 | スイス発⭐︎夢研究者⭐︎100%リアルに夢みた世界を現実化してます!

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チューリッヒ湖畔の花咲き乱れる家に住み、大学で「夢」を研究しています。

週末はオペラ座へ。
大好きなギリシャ神話の中の女性「メディア」の物語。
ホモキの解釈は、血みどろの物語でも説得力抜群で、
安心してみる事ができましたー。
 
 
 
正直言うと、神話とオペラはかなり別物だった。
このオペラは、女子の愛憎劇❤️に終始してましたが、これはこれで良かった。
 
女の中の光と陰がスパーンと真っ二つ。
女性性の地下の暗い部分を地獄へ押し込めて、
見て見ぬふりをしてしまえば、結局、世界は全部滅びる。
光だけを照らし出してても、陰影のない光は上っ面なだけ。
 
チューリッヒオペラ座の演出は、スパーンと分けた二面性が多い気が。
 
自我(ich-Bewusstsein)が強固な西洋人は、
日本人よりも、夢の中で人格が分裂する事が少ないけど、
その分、『他者』に自分の暗い半面を投影しがち。
だからこそ(自分じゃないから)、投影が激烈で強烈。
 
今のトランプ騒動が、まさにそうだと思う。
誰と話しても、どの報道もみてもトランプを嫌ってるのに、
世論の半分はトランプを支持してる。
 
トランプを嫌いだと口角泡飛ばして(不自然な感じで)言う人が、
私の夢の中では、まるでトランプそっくりに見えたのは、気のせいじゃないと思う。
 
見えない(見て見ぬ振りをしてきた)半分が激烈すぎる。
 
それが、自我の確立し過ぎた世界ではありがちな事。
 
私は、ものすっごい田舎育ちの神道的世界観で育ってて、
これだけドイツ語のレポート書きで「論理・客観」を鍛えてるつもりでも、
未だに夢の中で・・・自分が分裂して&くっついてを繰り返してる。
 
色々な局面の中で、なんとか空気を読みつつ、
自分なりにバランスを取ろうとしてる。
 
だからこそ、この自分で、このままで・・・いきたい。
 
これらの世界観をブリッジングして、自分なりの世界観をデザインする。
 
そういうコンセプトで起業してみたく、
とりあえず、大学の起業塾にこの春から通う事になりました。
 
私の「夢物語」が、果たして相手にされるのか?
 
これから一ヶ月、機会があるごとに、人にアイデアを話していこうと思います。
 
ふわふわで、甘々で、浮世離れしてる夢物語だからこそ・・
心の奥底のドロドロも、さらっていきたいからこそ・・・
 
果たして、論理的客観的に評価して、アンメットニーズを満たして、
利益を確実に得る事ができる・・・そういう判断基準に耐えられるのか?
 
考えてたら、怖くて逃げたくなります(涙)。
今の私に、こういうスキルは欠落してるように思えます。
 
でも、あの家に生まれて、こうやって生きてきて、
今ここに居るからこそ、やりたい事があると信じたい。