【映画深層心理】Matrixを深層心理学的に観たら、すごかった! | スイス発⭐︎夢研究者⭐︎100%リアルに夢みた世界を現実化してます!

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チューリッヒ湖畔の花咲き乱れる家に住み、大学で「夢」を研究しています。

今年の初夏に書いてたブログですが、

もう一度見直してます。

大きな変換点だから。

 

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金曜日の夜にワイン片手にお友達と映画!

ふっるーいSF映画「Matrix」。

あんまり興味なかったけど、深層心理学的アプローチ、

特に夢分析の観点から見てみたら・・・・悶絶するぐらい面白かった。

 

チューリッヒに来てからの・・・自分の軌跡!

そう思ったら感動してしまった。泣くかと思った。

 

誰でも、知ってると思うけど。このストーリー。

 

今までリアルだと信じてた世界が実は「創作された夢」だった。

本当の現実は・・・・・砂を噛むようなマズイ飯に、穴の空いた服、敵だらけの不安定な日々。。。。!!

 

ただプラグに繋がれて・・・・安全な羊水の中で・・・夢を見てるだけだった!!

 

この羊水に満たされたカプセルの中で、ただ繋がれたプラグから夢をみてるだけの人生。

 

何の為???

 

 

発電エネルギーのため。

人間の生体エネルギー吸い取って電池にしてるんですよ!

・・・・すっごい設定だけど・・・・

ちょっと思い当ってどぎまぎした。

 

 

うん。。。。理系の国家資格とって、安定業種のグローバル大企業で専門職だった。

そこにいれば、絶対に居場所があって守られる。

だけど、頑張れば頑張るほど損するような息苦しさ・・・・。

その頑張りが生み出す正義感に切り刻まれそうな・・私の女性性が他の場所を求めてた。

 

 

赤か青か?

 

 

赤を選べば、本当の現実の世界へ。

青を選べば、何事もなかったかのように夢の世界へ。

 

どっちを選ぶ?

 

 

そう、よく夢をみてた。

3年前の2月~3月。ブログ読み返すとよくわかる。

あの時、青と赤がバンバン夢に出てきて、ほんっと不思議だった。

 

青は、まさに頭で考える合理性と理性と論理の象徴。

赤は、正反対。

 

ぜんっぜん理屈がないからこそ怖くて傷ついて吹き出した血の色。

そして・・・・散々血を流した後に・・・・

ドーンと地に足のつくような「安定と安心」をくれる色。

 

 

私はあの時、赤を選んだ。危機だらけ。

もうミシュランのレストランには行けないし、

シルクのワンピを毎日着る生活もバイバイ。

 

死ぬほど怖かった。誰もやったことのない事をやってみたいと思った自分。

何にも保証がないのに、毎日お金だけがドンドン飛んでいく悲しさ。

一人ぼっちで、ドイツ語の公文書を前に、愚痴を言う相手もいなかった孤独。

 

それでも、日本の家族だけは応援してくれて。

まず、やってみようと思った。アホかもしれないけど、ただ好きな事を。

 

映画マトリックスで赤を選んだキアヌが・・・

護られた羊水の中を飛び出して、プラグを抜いて・・・

産道みたいなところを通って飛び出してくるシーンが強烈!

まじ、生まれ変わりじゃん!これ!

 

 

 

生まれ変わったはいいけど、じゃぁ、一体どうすればいいの?

現実のいけてない世界で、マジで変わるにはどうすればいい・

 

駆けて駆けて駆け続ける。

 

考えてたら、エリートの制服組に捕まってしまう。

元の世界へ戻るしかない。考えるな!ただ、走り続けろ!

 

そうだった。

 

知り合いの、医者でPh.Dで大企業のタイトル持ちの人に、サンッザン馬鹿にされた。

ほんっとうに、映画のミスタースミスみたいな人、現実にいっぱい居る。

超エリートで、黒いスーツいつも着てて、正論でバシッと切ってくる人。

 

そんな人の一言は、切れ味の良いナイフどころじゃない。

銃で一発ズドンとやられるような、死にそうな痛みを感じまくった。

 

だから、もう考えても仕方ない。

ただ、走って走って走りまくる。わきめ、ふらずに。

 

うまくいくかどうかを考えちゃったらお終い。

 

走ってたら、一緒に走ってくれる人がヒョッコリと現れる。

何も言わずに一緒に走ってくれた人たちも居た。

色々な準備で寝る暇もなかった頃・・・・・・

東京で色々な書類を揃えるために、

妹が日本橋の〇〇役所から××まで「文字通り」一緒に走ってくれたこともあった。

 

チューリッヒに来て、すごく親切にしてくれた

フランス人の最初の家主に久しぶりに再会。

彼女の3年も、ものすっごい紆余曲折だったらしい!!

 

映画見終わって、友達と乾杯してワインを一口含んだ時に、

この3年間が走馬灯のように・・・・頭の中を駆け巡った。

私、先が見えなすぎて、いつも全然ダメだと思ってたけど、

実はすっごい・・・色々な人に守られ守られて・・ここまで来たんだなぁ・・・・。

なんか・・・ジワンときてしまった。

 

当たり前。知ってた。守られてたこと。頭ではわかってた。

いつも有難うを言うようにしてた。

頭で分かってることなんて、いっぱいある。

でも・・・・・これほどの肚の底から腑に落ちた・・・

「守られてるなぁ」っていう感覚はズドンときた。

 

なんども、Mr.Smithみたいなエリート氏に撃ち抜かされかけた。

その度に、絶対に、誰かが傍で一緒に走ってくれてた。

 

 

走り続けている最中って、すっごい怖い顔してるもんですね。

最近やっと、気づきました。

 

最近、もう一度・・・・

ある意味守られた「羊水の中」から飛び出そうと・・・

生まれ直したいと・・・・思っているところなんです。

今までは、早くあと一歩ここから抜けだなさなきゃって思ってた。

でも、今までの自分にとっては、実はココこそが必要な

「羊水」だったのかもなって今になって気づいた。

 

いま、私が手にしている全ての世界は、

今までの私がどうしても必要としてたものだった。

 

私の目の前に見えている世界は、私の内側の投影。

私の内側、変化のために生まれ直そうとしてたから、胎児みたいにヤワヤワだった。

ぶっちゃけて言えば、外面はかっこつけてたけど、

ホントのところは一人で何もできないホニャホニャだった。

十分に羊水の中で育んでもらえたら、飛び出していける日がくる。

 

スイスのドイツ語圏チューリッヒより。東京 (Scientist) ➡チューリッヒ(夢分析)

夢を通して知った・・・ 『肚の底の本音』を書いてます。

いきなり『ココロの奥底』を語るのって難しい・・
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