人の身体はナマモノです。
ナマモノって言うことは、常にその状態が変わるということ。昨日こうだったからといって、今日もそうだとは限らないということです。
また、人はそれぞれ違います。顔や性格や指紋はみんな違いますよね。ということは、「足をくじいた」といっても、みんな状態が違うということです。
更に言えば、治療をするときに同じことをするとは限らないということです。
文字として読んでみると「当たり前じゃない」と思う人は多いと思います。
でも、でもですよ…、
自分のこととなると忘れてしまう方も多いのです。
「うちの○○はこうだって言っているんだけど、それって何?」
「うちの○○をみて欲しいんだけど、部活が忙しくてこれないんだけど、どうすればいい?」
と、相談をされても、実はとっても困っているわけです。
みなければわからない(みたからといって分かる保証もないのですけど)
部活ができてるんだったらいいんじゃない?
そんな感じです、冷たいようですが。
適当に答えてもいいよ、っていうのなら適当に答えますが、個人的にはそんなのは嫌なんですね。
今の世の中、たくさんの情報で溢れています。でも、勘違いをしてはいけません。その膨大な情報のうち、実際にあなたのことを直接評価したものがどれだけあるのかを。
基本は、「身体は常に状況が変わっている」。だから、その時その時に評価が必要、ということなのだと思います。そこはしっかりと理解をしていただいた方が、きっと貴方様のためです。