今月分から年金額が引き下げとなりました。
■基礎年金
年額786,500円(月額65,541円)
⇒年額778,500円(月額64,875円)
※保険料を40年間全て納めたときの額です。
■厚生年金
年額2,771,280円(月額230,940円)
⇒年額2,743,092円(月額228,591円)
※厚生年金は標準的な年金額です。
標準的な年金額とは、
夫が平均的収入(約36万円/月)で40年間働き、妻がその期間全て専業主婦であった世帯が受け取る年金額。(ありり当てにならない数字です)
では、何故、引き下げられるのでしょうか。
本来であれば、その時の物価の変動に応じて、年金額も改定されなければいけません。
物価が上がれば、年金額も上げないと生活していけませんので。。
しかし、平成12年から平成14年にかけて物価が下落したにもかかわらず、特例法で年金額の引き下げが
行われませんでした。
このツケ(▲2.5%分)を今月から3年間で解消するということなのです。
今年▲1.0%
来年▲1.0%
再来年▲0.5%
問題なのは、どれだけの人がこれを知っているのか…。