とんかつ河金
入谷駅 徒歩約1分。
鶯谷駅 約6分。
入谷駅周辺から鶯谷駅周辺を走る言問通り。
そこから少しだけ脇道を入ったところに
ひっそりと佇んでいます
古めの一軒家。
こちらはカツカレー発祥の店と呼ばれた歴史あるお店の末裔です。
もともとは大正7年(1918年)に
浅草で誕生した河金さん。
創業者は河野金太郎さん(だから河金)で、
日本最初の洋食屋台を出されました。
都内にはいくつか元祖カツカレーを謳っているレストランがありますが、
開店間もなくお客様のリクエストでとんかつの上にカレーをかけて一緒に提供したということなので、浅草の河金さんが一番年月が古いと思われます。
そのへんをあまり細かく突き詰めるのも野暮かもしれませんが、
元祖と考えてもいいのではないでしょうか
今は浅草本店は閉店し、
息子さんやお孫さん、ひ孫さんが、近くのここ入谷と奥浅草でお店の味を引き継がれています。
新聞や漫画本が雑然と置かれた昔ながらの店内。
メニューの一部です。
店頭に置かれた案内。
看板メニューはもちろん!
河金丼の¥750。
5、6分ほどで丼が運ばれてきました。
河金丼(カツカレー)
白米の上に千切りキャベツを敷き、
とんかつを乗せ、カレールウをかける。
端には福神漬けが。
黄みがかってまろやかで、
特別なスパイスはあまり感じない昔ながらの日本のカレー
豚肉やたまねぎの具と、
ちょっと和の風味がしますかね。
粘度が高くてトロミが強いからソースといった感じ。
塩味はあるのでとんかつソースが無くても問題なく進みます
とんかつは薄めで、
叩いているのか柔らかいです。
かなり細かいパン粉。
カラリと揚げているのはラードかな。
衣にも旨味があるみたいです
丼スタイルなのでキャベツなども含めて、
お皿の提供よりも一体化していると感じました
ただ…、
ペロリ
瞬殺(笑)
大食いのお客様は丼だけでは足りないかも?
ご飯の量とか調節できたのかもしれませんが、私はこの丼でピッタリ食べ終わりました。
サラダとか含まれていないので、
プラス¥100だった豚汁などを付けたほうが満足感が上がると思います
お隣の常連そうなマダムは同じ丼だけで十分そうだったけど…。
やだわー笑笑
こういうグルメは昔ながらの味やスタイルを守ることに価値がありますから、
100年も続いてきた歴史を食べる
というような気持ちでいただいてみてください。
とんかつ河金
東京都台東区下谷2-3-15
※掲載当時の情報になります
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