古い歌を2曲も

続けてしまったので

少し最近の歌へ軌道修正しよう。

 

 

最近好きだなと思った歌は

Vaundyの「踊り子」

MVの小松菜奈も素敵だけど

ライブで歌っている

映像と声もゾクゾクする。

 

Vaundyは予想のつかない

ミュージシャンというか

アーチストだ。
そして若くて才能溢れる

天才の1人だと思う。

 

弱冠21歳というのが

脅威でしかない。

というか、最近の10代20代は

才能が溢れ出ている

優秀な人たちが多くて

彼らが発する言葉すらに

ひれ伏すほど

クールでクレバーで

凡人の想像力を軽く超えてくる

パフォーマンスを見せてくれる。

Vaundyを最初にいいなと

思ったのは

安達祐実のドラマの主題歌で

「Bye by me」という楽曲。

 

明るくポップなメロディも

さることながら、歌詞が良い。

 

Vaundyの曲は

ちょっと肩の力が

抜けたくらいの方が好きかも。

 

勿論、「地球儀」とか

「東京フラッシュ」とか

カッコいい曲もいいけど

「不可抗力」のラップ調の韻を

踏んだ歌詞とか

「Bye by me」の軽快で

ポップなメロディに乗せた

屈託のない

さばけた歌詞も気持ち良い。

 

遠く去った日々と

サヨナラしたら

楽でしょ

 

愛してやまない傷を

無くして新しい日々を

またね

Bye by me

 

 

「捨ててよ、安達さん。」

という

テレビ東京のドラマは

等身大の安達祐実を

自然体で見せるような

斬新な内容で

ドキュメンタリーのようで

実はよく練られた

フィクションのおとぎ話的な

面白さもある。

安達祐実の周辺にある

忘れられたモノや

使われなくなったけど

捨てられないモノ達が

擬人化されて捨てて欲しいと

もう役目は終わったらからと

懇願するのだが

シュールな内容ながら

ほんわかする部分と

安達祐実という女優の魅力に

触れられる不思議なドラマだった。

 

断捨離がテーマでは

あるのだけど

モノに対する思い入れ

というのは

人それぞれ、もしかしたら

そのモノ自体にも擬人化された

想いが宿るのかもしれないと

自分に立ち還って感じられるのが

共感を呼ぶところかな。

そのオープニングテーマ曲が

「Bye by me」。

 

こだわりを持った私に

サヨナラ、

心の声が私に囁く、

もういろんな過去に

拘らなくても良いんだよ、

バイバイ過去の私、

バイバイ思い出たち、

前向いて新しい自分と

出会おうよというポジティブな

元気の出る歌だ。

Bye by me

ワタシから過去の私へ

さよならという意味。

 

内省的ではなく

むしろ自分の中の強いワタシが

悩んだり迷ったりしている私を

励まし、背中を押している

感じの歌である。

 

Vaundyの曲はいさぎよい。

踊り子もそうだけど、

 

時代に乗って僕たちは

変わらぬ愛に生きるだろう

僕らが散って残るのは

変わらぬ愛の歌なんだろうな

 

こんな歌詞の「愛」

という青臭い言葉も

すんなり胸に迫って

納得できるのが

Vaundyの潔さかなと

感じる。

 

Vaundy、

若くてほとばしる才気

なのに肩の力が抜けて
自然体で軽やか。

2022年はもっともっと
新しい力を

見せつけてくれるだろう。

こんな時代だからこそ

縦横無尽に音楽で

駆け抜けて欲しい。
 


やっぱり音楽が好きってことで。