ザ・ドゥルッティ・コラム/The Return of the Durutti Column | 極彩色音楽箱

ザ・ドゥルッティ・コラム/The Return of the Durutti Column

The Return of the Durutti Column

ザ・ドゥルッティ・コラム

 /ザ・リターン・オブ・ドゥルッティ・コラム

1980年リリースの1stアルバム。


ギタリスト、ヴィニ・ライリーによる一人ユニット、

ドゥルッティ・コラムの、デビュー・アルバムにして、

最高傑作との呼び声高いこちらのアルバム、

プロデューサーにはジョイ・ディヴィジョンや、

ニュー・オーダーでお馴染み、マーティン・ハネット


深くエコーがかかったミニマルなギターと、

ドラム・マシーン、少々のサンプリングのみで作られている今作。


代表曲でもある「Sketch for Summer」や、

Sketch for Winter」といった曲名から伺えるように、

まるで絵を描くように、ギターで紡がれていくその音世界は、

どこまでも透き通っていて、

それでいてどこかヒリヒリとしたような感触も残る、

静かなのに暴力的というか、確かな‘意思’がこめられた、

唯一無二の、独特のサウンドです。


必ずや別世界に連れて行ってくれるであろう今作、

ぜひともヘッドフォンで聴いていただきたいアルバムです。


ヴィニ・ライリーの孤高の作家性とでもいうべきものは、

後にモリッシーの1stソロ・アルバム、

「ヴィヴァ・ヘイト」でこの2人が組むということも必然でしょうし、

それが1枚だけで終わってしまったというところも、

必然だったのかもしれません。


ちなみに、ファクトリー・レコードの創始者、トニー・ウィルソンを描いた映画、

24アワー・パーティ・ピープル」でも、

ドゥルッティ・コラムに関する描写が少しですが出てきたり、

ヴィニ・ライリー本人もカメオ出演したりしています。

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]
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