ビッグ・オーディオ・ダイナマイト/Megatop Phoenix | 極彩色音楽箱

ビッグ・オーディオ・ダイナマイト/Megatop Phoenix

Megatop Phoenix

ビッグ・オーディオ・ダイナマイト

 /メガトップ・フェニックス

1989年リリース。4枚目となるアルバム。


前作、「Tighten Up Vol.'88」(記事はこちら )リリース後、

ミック・ジョーンズが病に倒れ、その復帰作となる今作。


B.A.D.の基本路線としては、ロック的なギター・サウンドと、

レゲエやファンク、その他もろもろの、

ダンス・ミュージックとの融合なわけですが、

今作ではそれらの要素に加え、ハウスの導入が目を引きます。


ハッピー・マンデーズやストーン・ローゼズといった、

マッド・チェスターが盛り上がりを見せ始めたこの時代。


常に新しいサウンドに敏感であるミック・ジョーンズが、

ハウスを導入するのは、当然、というか必然だったのでしょう。


ハウスという、新しいおもちゃを手に入れた喜びと、

復帰後、短期間で一気に録音されたということもあってか、

非常に勢いが感じられます。


しかし、そこはB.A.D。いつもながらの、

所々でエッジを効かせながらも、ゆる~い心地よさも。


曲間をSEで埋め尽くし、アルバム全体が流れるような、

まるでコンセプト・アルバムのような構成なのも今作の特徴。


今作リリース後は、メンバーチェンジ等もあり、

今作はBADがBADらしかった最後のアルバム、

とも言え、感慨深いものがあります。