プライマル・スクリーム/Echo Dek | 極彩色音楽箱

プライマル・スクリーム/Echo Dek

Echo Dek

プライマル・スクリーム/エコーデック

1977年リリース。


プライマル・スクリームにとって、

5枚目となるアルバム「バニシングポイント」(記事はこちら 。)を、

エイドリアン・シャーウッドがアルバム丸ごとダブ・リミックスした作品。


元々がダブを大胆に導入したアルバムでしたが、

こちらは、モロにダブ・アルバムになっています。


「バニシング・ポイント」のダイナミズムさや、

同じくシャーウッドと組んだシングル、

The Big Man And The Scream

Team Meet The Barmy Army Uptown

(記事はこちら 。)

での混沌とした危険さとは一転、

曲名、曲順も変わり、ほとんど痕跡が残らないかのような曲群は、

ヒンヤリとした手触りで、ひたすらにクール、

硬質でストイックな、媚びた姿勢が全く感じられないという、

あくまでもハード・ボイルドな、

いつもながらのエイドリアン・シャーウッドの世界。

最初は面食らいますが、

なるべくデカい音で聴き続けると癖になります。



こういった、カバーやトリビュートでは無い、

アルバム丸ごとのダブ・リミックスというと、

マッシブ・アタック「プロテクション」を、

マッド・プロフェッサーが手がけた「ノー・プロテクション」(名盤!)、

最近ですと、フランツ・フェルディナンド「トゥナイト」を、

同作品のプロデューサーである、

ダン・ケアリーが手がけた「Blood」などがあります。

No Protection: Massive Attack Vs. Mad Professor


Blood


どういう訳か、この手の作品には目が無いので、

もっと色んなアーティストに出して欲しいものです。