ザ・ポーグス/Rum Sodomy & the Lash | 極彩色音楽箱

ザ・ポーグス/Rum Sodomy & the Lash

ラム酒、愛 そして鞭の響き

ザ・ポーグス/ ラム酒、愛、そして鞭の響き

1985年リリースの2ndアルバム。


アイリッシュ・トラディショナルをベースに、

カントリーやロカビリーをパンク精神で奏でるバンド、

とでもいいましょうか。

酔いどれ詩人、シェイン・マガウアンを中心にしたポーグスですが、

今作ではエルヴィス・コステロがプロデュースしています。


ポーグスの代表作というと、やはり今作と、

続く3rd「堕ちた天使」となると思いますが、

その中でも今作は、ポーグスのベースとなる部分が詰まったアルバムで、
バンジョーの響きの心地よさと、シェインのしゃがれ声が相まって、

何ともいえない味わい深さがあります。


ピストルズのライヴ会場で暴れていた、

というシェインのキャラクターからか、

パンクの文脈で語られることが多いバンドですが、

(ピストルズの映画「NO FUTURE」の中で、若き日のシェインが。)

音楽的には、アイルランド民謡のエッセンスが詰まっています。


こういった音楽を、ポップ・ミュージックとして、

多くの人に知らしめたというのも、

ポーグスの大きな功績の一つだと思います。


ダーティ・オールド・タウン」「ワルティング・マチルダ」といった、

詩情豊かな歌詞も大きな魅力の一つなので、

ぜひ対訳付きで聴いていただきたいアルバム。


ちなみに今作のジャケットは、

ジェリコーの「メデュース号の筏」をパロディにしたもので、

メンバーの顔が描かれています。


シェイン-ザ・ポーグス:堕ちた天使の詩 シェイン-ザ・ポーグス:堕ちた天使の詩
シェイン・マガウアン