デヴィッド・ボウイ/Space Oddity | 極彩色音楽箱

デヴィッド・ボウイ/Space Oddity

スペイス・オディティ(紙ジャケット仕様)

デヴィッド・ボウイ/スペイス・オディティ

1969年リリース。

大ヒット曲「スペイス・オディティ」で有名な、

ボウイにとって2枚目となるアルバムです。


当初はアルバム・タイトルも違ったものが使われていましたが、

1972年に再発された際に現在のタイトルになったそうです。


ボウイの代表曲の一つでもある「スペイス・オディティ」、

これは「2001年宇宙の旅」にインスパイアされて作られた、又、

この物語の主人公トム少佐の悲しい事実が、

後に「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」(スケアリー・モンスターズ収録)

で語られている、というのは有名な話です。

スケアリー・モンスターズ(紙ジャケット仕様) 2001年宇宙の旅

とにかく問答無用の名曲に隠れてしまいがちですが、

他の曲も聴き捨てなりません。

徐々に盛り上がりを見せる中で、

その興奮がハーモニカによってピークに達する「幻惑された魂

なんて、普通にシビれます。


アルバム全体を通した時のとして、吟遊詩人のような雰囲気と、

まるでアシッド・フォークのような酩酊感に包まれていて、

別世界、どちらかというと、

寓話的な世界に連れて行かれるイメージでしょうか。


1曲目が宇宙ですが、その後の曲群はあまり宇宙っぽくありません。

どうも今作は宇宙っぽいイメージが先行しがちですが、

(タイトルも含め。又、私が勝手に思い込んでいた恐れあり。)

本来の魅力はそういった、どこか牧歌的なところにあると思います。


まだミック・ロンソンと出会う前(ボウイとの出会いは今作録音後)の、

フォーキーなボウイの魅力が詰まったアルバムでもあります。


ちなみに、後にボウイ作品にはお馴染となるトニー・ヴィスコンティが

プロデュースを担当しています。