ビッグ・オーディオ・ダイナマイト/No.10アッピング・ストリート | 極彩色音楽箱

ビッグ・オーディオ・ダイナマイト/No.10アッピング・ストリート

No. 10, Upping St.

ビッグ・オーディオ・ダイナマイト

 /No.10アッピング・ストリート

1986年リリースの2ndアルバム。


前作 に続いてのアルバムで、

今作もダンス寄りのミクスチャー的なサウンドですが、

BAD史上最も攻撃的なアルバムになっています。


1stでは心地よいゆるさが全編楽しめましたが、

今作ではサウンド、歌詞ともにもヘヴィーな印象で、

クラッシュ時代を彷彿とさせるところがありますが、

それもそのはず、全9曲中、5曲がジョー・ストラマーとの共作です。


クラッシュ以来疎遠になっていたミックとジョーでしたが、

何故かこのアルバムでは急接近しました。


この時にはクラッシュも解散していたことですし、

色々と思うところがあったのかもしれません。

そのクラッシュのラスト・アルバムといえば、

「カット・ザ・クラップ」。
カット・ザ・クラップ


打ち込みを大胆に導入し、

新しい時代のクラッシュを作ろうとしたその結果、

ジョー自身、無かったことにしたがるほどの失敗作でしたが、

方向性としては、今作に通じるものがありますし、

どちらかと言えば「カット・ザ・クラップ」よりも

今作の方が新しい時代のクラッシュのアルバム、

として通用しそうな気がします。


アルバムの出来も今作の方がいいですし。

ただし、ジャケットは負けてます。


このアルバム以降はジョーがかかわることもあまりなく、

そういったことからも、このアルバムはあまりBADらしくない、

少し異質なアルバムという感じがあります。