先日、私用で富山駅からレンタカーを借りて走っていて、時間もあったので帰りに手取遊園の跡地にできたバードハミング鳥越まで行ってみました。
時間が早かったため、人の気配はなく、弘法の湯もまだ開いてなかったので、車で奥の駐車場まで入ってみました。
駐車場は所々、舗装が割れて草が生えて、そこから歩いてサイクルランドの入口に行くとゲートに蔦が絡み草が茂っていて、手入れがあまりされていないように見えました。入口近くの遊具も草むらの中にポツンと存在していたんですが、サイクルランドの中央にある芝生にはゲートボールのゲートが置いてあり、ここの芝はしっかり刈られてきちんと整備されていました。ここは遊園時代は小運動場や花壇、休憩場があった場所だと思います。
芝生の奥にまで行くと道は左に曲がり、対岸のキャンプ場へ続く吊り橋がありました。橋は比較的最近出来たようで新しく、橋の中央に立って眺めているとエメラルドグリーンがかった水面と両岸の白い砂や岩と緑が綺麗で、ここに遊園を作ろうと思った気持ちもわかります。
それからまた散策してみるのですが、この場所のメイン施設のはずのサイクルアドベンチャー(遊園時代はおそらく豆自動車、ムーンロケットの跡地)も草木で覆われていて、門は閉まったまま最近開けられた形跡が感じられませんでした。
屋外ステージは位置が当時の地図とほぼ同じなのでもしかして当時のままかと思いましたが、当時を知らない自分には判断がつきません。
それにしてもテニス場にしても、キャンプ場にしても休日の午前10時前後だというのにほぼ人の気配がなくて、なんだか、異空間にいるような感じがしてちょっと怖くなりました。
だんだんと手入れされずに取り残されていく感じが寂しく、虚しい気持ちになってきました。
 
誰もいないのでとりあえずバードハミング鳥越を後にして近くにあった「白山ろくテーマパーク吉野園地」というネーミングに引かれて行ってみると、こちらには真新しい建物と遊具があり、丘(渓谷)の斜面を利用した大きな公園のようで、人はまばらでしたが家族連れもいて明るく、のんびりした場所でした。
ここの園内案内地図には先ほどのバードハミング鳥越も描かれており、関連施設となっている(?)ようでした。吉野園地はまだまだ造園中なようなので、個人的にはバードハミング鳥越も綺麗に整備される事を願います。
 
現在のバードハミング鳥越 サイクルランド

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
吉野園地