倶利伽羅のお不動さん
ここの倶利伽羅そばが好き
なんだかほっとする味、人によっては”くどい”なんて表現する人もいるけど、俺は好きです
本堂を見ながらおそばを食べていると、若いカップルが参拝に訪れた
本堂の前で、お賽銭を入れ、・・・パンパンなんて柏手を打って一生懸命お参りしてた。
お不動さん・・・お寺さんなんだけどな・・・なんて思いながらも、はたから見ても熱心にお願いしていた。
わけのわからんマナー講座の先生や、霊感を売り物にする人間だったら、”ここはお寺です。神社じゃありません!罰が当たりますよ!!”なんていうのかな?なんて思いながら、
熱心にお願いしている二人のことを眺めていた。
お寺だから、合掌でいいんだけど、別に柏手打ってもいいんじゃないの?
お不動さん、そんな心の狭い人(仏様)じゃないでしょう。ニコニコとしながら”今度来るときは、合掌にしてね”なんて言ってるんじゃないの?
最近中島みゆきのファイトの1節が頭の中をよぎる
”闘う君の歌を戦わない奴らが笑うんだろ”
一生懸命闘って、負けて、大泣きして、その姿を笑う人間がいる。
一生懸命闘ったから泣けるんだろうね。笑って眺めている人たちは”一生懸命”何かをしたことがないんじゃないかな?
帰り道、蛇さんがお参りするために階段を上っていた
鯉の滝登り、鯉が滝を上って龍になる
蛇はどうなのかな?
お不動さんの剣に巻き付いて龍になるのかな?
なんか、頑張っている人の姿を見ると頑張れ!!応援してるよ!!なんて声をかけたくなってくる。
人でも、動物でも、嫌われ者と言われる者でも
頑張っている姿を見ると、こっちまで”頑張らなくっちゃ!”なんて気持ちになるんだよね