Artist:
Arkane
Album:
Mesmeric Masquerade Seduction
Track List:
01. Mesmeric Masquerade Seduction
02. Mesmersed Seductrise
03. Mesmerising Masquerade
04. Masqueara Mesmerised
05. Mesmerism Seductiva
06. Mascarada Sedition
07. La Masquerada Mystique
Members:
Arkanum X (Aesthetics, Concept, Music)
Drg (Orchestration, Audio Concept)
Stephen Svanholm (Female Vocals (Recitation))
Website:
ギリシャ、アテネ出身、ネオ・クラシカル・ユニットである、Arkaneが2014年にリリースした、3rdフル・アルバムにあたる『Mesmeric Masquerade Seduction』。
ギリシャ出身のダーク・フォーク・ユニットであるDaemonia Nympheに中心人物として在籍する、Arkanum Xという一人の男性を中心に結成された、ネオ・クラシカル・ユニットです。
初期ではxARKANExというユニット・ネームで活動していたようですが、現在ではこのArkaneというユニット・ネームに改名されました。
私はその両方を聴きましたが、音楽性に大きな相違はありません。
その音楽性は、高音域の妖美な女性ソプラノ・ヴォーカルをフロントに、時折導入される男性ヴォーカルによる紳士的な語り、キーボード・オーケストレーションを配した、全てのリスナーを暗黒耽美への世界へと導く、本格的なネオ・クラシカルが、CDアルバムの全編に渡り展開されています。
ネオ・クラシカルというと、イタリア出身のGothicaだのフランス出身のElendだのオーストリア出身のDie Verbannten Kinder Evasだのといった三組が、あくまでも私個人としてはお気に入りのユニットなのですが、このArkaneというユニットもまた、中々のハイ・クオリティを誇っています。
女性ソプラノ・ヴォーカリストとして在籍するStephen Svanholmによる高音域の妖艶な歌声と相まって、その華麗なサウンド・スケープは、現在のネオ・クラシカル界において、立派な個性となっていると思います。
パーカッションなどのような、楽曲のアクセントとなる生楽器を一切使用していないため、どうしても楽曲の所々にて中弛みを感じてしまいます。
曲名も同じような語句で統一されていて、正直なところ、現在の私には楽曲の区別が付きません。
これを統一感と捉えるのか否かで、賛否両論に分かれると思います。
CDアルバムの全編に渡り、イントロダクションが展開されているかのような、そんな雰囲気です。
全七曲、三十八分と、楽曲の一つ一つが比較的長尺に制作されています。
真剣に鑑賞するには眠気に襲われてしまい適しませんが、作業中のバック・グラウンド・ミュージックとして鑑賞すると、気分が落ち着き、癒されてしまいます。

