今夏鳥たちは子育ての真っ最中で、山道を歩いていると、頭の上を雛の待つ巣にエサを運ぶ親鳥の姿を見かけます。

 

きのうは梅雨の中休みといった塩梅でしたから、ちょっくら広島の街を抜け出して、山方面へ出かけてみました。

 

ところがここ二三日に降った雨の降り様がひどかったせいか、林道は倒木、落石がいっぱい、怖ろしいことになっていました。

 

あちこちで沢水が道路に溢れて川のように流れており歩くこともできません。

 

なのでよく昼食を摂る神社に歩を進めて休んでいると…。


ピッ、クィー

 

サシバの声です。

 

見ると遠くで3~4羽のサシバが入り乱れて飛び回っています。

 

木陰に隠れて撮影していると、1羽がawakinに気づいて確認のため?か近づいてきました。

 

 
 

すぐ近くの杉の木のてっぺんに停まった個体は、周囲を睥睨しながら盛んに鳴いていましたが、しばらくすると他のサシバ達と一緒に何処かへ飛び去っていきました。

 

想像ですが、awakinが目撃した彼らのじゃれ合いのように見えた飛翔は、いったん巣立った若鳥たちに移動を促していたのではないでしょうか。