梅雨入り前の最後の晴天と思われた水曜日の朝のことです。

 

『正平さんが食べたお寿司屋さんで天丼が食べたいな。』と家内殿がポツリ…。

 

『こころ旅』の収録で火野正平さんご一行が昼食を摂ったそのお寿司屋さんは、山陰の江津駅前にあり、日本海を眺めたあと山盛りの天丼を食すのもいいだろう、と一路中国山地を越えて行ってまいりました。

 

山陰線・江津駅

 

7年前この駅から三江線に乗車したとき以来でした。お寿司屋さんはすぐ近くにあり、昔石見神楽の公演を観たことがある施設の駐車場が利用できます。(最初の30分が無料、あと1時間ごとに100円)

 


江津・栄寿し

 

正平さんがこの栄寿しをおとずれたのは去年(2023年)の秋のこと、予約して一番奥の席に入っておられました。そのとき店内はとても繁盛していて、今回awakinは予約していないので、ちょっぴり不安な気持ちで暖簾をくぐったのですが、やはりほぼ満席で賑わっておりました。

 

かつて正平さんが収録であなご天丼を食した周防大島のさかえ寿司を訪ねたときにはすでに閉店しておられ残念でありましたが、こちらの栄寿しは鋭意営業中で安心しました。

 

ただ最初は40分待ってほしいと言われ、待ちますと答えたところ、親切なお客さんが『食べ終わったんでわしゃ帰る。』とそそくさと席を空けてくださったので、ほぼ待ち時間ゼロで席につくことができました。

 

山陰の方の優しいお人柄に触れることが出来、感謝、感謝です。

 

この天丼、昼定食のひとつで、つきだし+お新香+茶碗蒸し+吸い物がついて1.200円!。定食はもうひとつ刺身定食を同じ値段で出しておられるようですが、メニューで気になったのは鰻料理、大将に訊いてみると1時間かかるそうで、予約して来てくださいと言われるので、今度は事前に電話してから訪れたいと思うところです。

 

お店を出たあとは浜田方面にクルマを走らせ、昔懐かしい波子浜や畳が浦を一望できる赤鼻を歩いてみようかと海浜公園まで歩を進ましたが、何しろ気温が30℃を超えていて暑いのなんの、すぐにへこたれて標高が高く少しは涼しいと思われる芸北八幡までゼフでも探してみようとすぐに島根を後にすることにしました。