去年の今ごろはG7で広島の町は大賑わい、バイデン大統領を乗せたヘリコプター(マリーン・ワン)が飛ぶのをレンズで追ったりしていましたが、今年はそうしたイベントもなく淡々と日常が過ぎていきます。

 

そんないつもの春、空の上を渡って行くのはハチクマなど渡りをする鷹たち。

 

悠々と大空を舞う鷹の姿に魅力を感じ、毎春高所で彼らにレンズを向けるのですが、きょうは海が見える山の上のさらに上空を飛んでいる様々を、ほんの少しですが載せてみたいと思います。

 

ハリオアマツバメ

このときはアマツバメとの混群で20羽以上いましたが、残念ながらハリオアマツバメとアマツバメを同じ画角に入れて撮ることは出来ませんでした。

 


アサギマダラ

こちらは渡りをする蝶で、700mほどの頂のさらに30㍍上空をフワフワと舞っておりました。

 


ハチクマ

東南アジアで冬を過ごし、数千kmの旅路を経て子孫を残すため日本まで渡って来ました。春は朝鮮半島を経由して渡って来るので、むこうのお天気が悪いと停滞し、その後天気が回復するとまとまって渡ってくるので、あっちもこっちも鷹だらけとまではいきませんが空は大賑わいになり大忙しとなります。

 

航空自衛隊 C-2

美保基地所属の輸送機で、基地がある北方へ向け悠然と飛んでいきます。

高所では白い航跡を引いて飛ぶ飛行機はたくさん見られ、鷹の飛びが悪い日などは鳥よりも飛行機のほうが多いくらいです。