きのうの夕刻、テレビ画面を何気に眺めていると、地元ニュースでピッピみどり坂のスカイレールが運行を終了したと報じられました。

 

ああ、もうそんなに時が経ってしまったのか。

 

スカイレールはかつてカメラ片手に一度だけ訪ねたことがあり、そのときはちょっと霞んでいて、もう一度撮りに行かねば!と思っていたのですが…。

 

空気が澄んで撮影に適した冬場は、膝を痛めていてそれどころではなかったのです。

 

いつのまにか記憶の片隅から消えてしまい、スカイレールは二度と見られない風景になってしまいました。

 

昨年9月に撮影したスカイレール

 

この日は週末で、駅構内に立ち入ったものの乗客が多くて乗車を諦めたのでした。

 

とうとう一度も乗車することなく二度と見られなくなったスカイレールですが、今まであったものがなくなるのは何も珍しいことではなく、探さなくてもそこら中にあることに気づきます。

 

自宅横のバス通り(旧国道)、沿線の風景は毎年変わっていき、かつて中学校に通学していたころの昭和レトロな風景は、探してももう見ることはできません。

 

自宅周辺にいっぱいあった個人商店、それは魚屋だったり、八百屋だったりで、ほかにも煙草屋、薬屋、米屋、お好み屋など、あと焼き芋屋なんかもありましたが、み~んななくなってしまい、町内にあるのはスターバックスとコンビニだけになってしまいました。

 

ときどきはカメラ片手に自宅周辺を散歩し、街並みの変化を記録に残しておくのもよいのではなかろうか?と思い始めています。