10年以上前のことですが、県内に残る茅葺民家を探して歩いたことがあり、里山や山奥の集落を軒並み訪ねておりました。

 

当時はあちこちにまだ人が住んでいる茅葺民家や茅葺の納屋などが残っていたのです。

 

そんな山合の集落を歩いているとよく野生動物に出会ったものです。熊はさすがに出たことはありませんが、猿、狐それに鹿はよく出て来て、鹿などは数十頭の群れに周りを囲まれたこともあります。

 

それが鳥見を始めてから里山や奥山に入るようになると、再び野生動物との遭遇が増え、今度は猪、兎、鼬(イタチ)、穴熊といった面々に出会うようになりました。

 

昨日もクロツグミが出てこないかと地元の低山で鳥待ちしていると、思わぬ出会いがあり、それはかわいい?穴熊さんでありました。

 


躍動する穴熊

 

いつものそのそ歩いているイメージの穴熊ですが、今回は驚いたときの逃げ足の速さを見せてくれました。

 

ツキノワグマとくらべると小さいとはいえ、襲われたらタダでは済まないので木陰に隠れて撮影しておりましたが、キジバトが数羽ごく近くでいきなり飛び立ち、その音に驚いたのだろうと思います。