故人の面影を偲ぶためにいつかは行こうと思っていた広島造幣局の「桜のまわりみち」、今年やっとのこと?でよき日に訪問することが出来ました。

 

造幣局には駐車場がないのですべて公共交通機関を使って行けばよいものを、歩いたあとにお茶を飲んだり買物をしたいので、マイカーで家を出、1駅手前にある4時間無料の駐車場がある商業施設に車を置き、山陽本線とシャトルバスを利用して造幣局まで行く段取りです。

 

 

ひさしぶりにホームに立ったJR新井口(しんいのくち)駅

 

呉線のトラブルで列車の到着が5分遅れ、そのため1本シャトルバスに乗り遅れ、それがために15分間隔だった運行が次便から30分間隔になり、丸々待たされるというツキのない日でしたが、おかげで貨物列車(EF210)の通過を上下線2本眺めることができて幸運だったと思うことにしました。

 

昔2年ほど、当地にあった財団で働いていたことがあり、毎日朝夕利用していた駅ですが、当時は仕事オンリーで何も考えずに歩くだけ、当然写真の一枚も撮っておらず、年月の経過と心境の変化に驚いています。

 


山陽本線下り線の車窓から

 

隣の五日市駅に停車する直前に渡る八幡川に架かる鉄橋上から北方向です。

 

ずっと前に廿日市まで5年間利用し、毎朝眺めていた景色ですが、車内から写真に収めたのは初めてのこと。

 

懐かしい風景のはずですが、ほとんど記憶に残っていないのは、当時のこころがささくれ立っていたのだろうと思うところです。