梅雨の中休みのようだった昨日は、早朝から素晴らしい青空が広がっていました。

 

今月16日にはすでに数輪花を咲かせていた県北のカタクリはどうだろうと気になり、アーカイブでは昨年同じ日に訪問してカタクリ+ギフチョウをいっぱい撮っているので、期待しながらふたたび訪ねてまいりました。

 

濃い紫色の葯(やく:雄しべの先の花粉が入った袋)を見入っていると引き込まれてしまいそうです。

 

温度が低かったせいか、長雨のせいでギフチョウの発生は遅れているようでしたが、テングチョウやコツバメ、それにこのアカタテハが姿を現し、この子は吸蜜するところまで見せてくれました。

 

 

年によって様子が違うのは花も鳥も同じです。

 

この場所に限ってですが、去年の同じ日とくらべると、一年前はすでに5日ほど前にピークが過ぎていたのが、今年はまだまだこれからという感じでした。

 

ギフチョウのピークはどこでも4月に入ってからでしょうが、去年のこの場所ではすでに数頭飛び回っていたのが、今年は滞在した約一時間の間に一頭も見ることなく帰広することとなりました。